オートマタの２体目は 【手紙を書くピエロ】処女作だそうです。
机の上のランプに火が灯されます。ゼンマイを巻くと、オルゴールが流れ、ペンを持つ手が動き、いかにも書いているようです。このピエロは途中で居眠りします、すると火が消えかかるのですが、ピエロが気付いて、ランプのつまみを回して火を点けるのです。この動作がオルゴールと共にくりかえされます。

3体目は【蛇とクレオパトラ】ゼンマイを巻くと、オルゴールが流れて、蛇がくねり始め、ラッパを持つ手が口元に動きます。瞼が閉じ、また開きます。胸が微かに息づきます。

4体目は【時計師】時計職人は動きがあまりないので苦労したそうです。足がふいごのペダルを踏み、右手がピンセットで部品を摘まむ動きをします。机の端に置いた箱の蓋が開き、中に出来上がった時計が入っていました。

5体目は【男と女】女性のスカートの中に男性が潜っています。特別にスカートをめくって男性の顔を見せて頂きました。中々のハンサムですが、なんとズボンの前がはだけてとんでもない光景に皆びっくり！最後に日本古来のからくり人形、お茶を運ぶからくり人形も見せて頂きました。

運びのが大変なからくり人形達でした。一度、運送業者にたのんだら、腕を折られてしまったので以来自分で運んでいるそうです。